2013年2月11日、前ローマ法王ベネディクト16世が突然、退位を表明した。
ローマ法王は終身制のため、生前退位は異例中の異例である。
その歴史的事件が起きた夜、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂に大きなカミナリが落ちたのだ。

これは、ただの偶然ではない。
この瞬間、一時代を作ってきたカトリックは終焉を迎え、世界は変わり始めた。
新しく法王に就任したフランシスコは、史上初のアメリカ大陸出身で、史上初のイエズス会出身でもある。
カトリックも存続をするために形を変え、新たな動きを見せている。
法王フランシスコは信者への説教で、「火星人がキリスト教徒になりたいと言ってきたら」という例え話を出し、宇宙人の存在を認めた上で、新たな洗礼を受けさせる旨の言葉を述べている。
新しい法王は宇宙人にも布教することを前提にした、宇宙時代の宗教に切り替えている。
旧来のカトリックは、あくまで聖書の範囲を守っていたが、聖書は宇宙人を想定していない。
宇宙人を想定していない聖書は、これからの宇宙時代に合わない。
これまでの聖書は「全て」から「基礎」にポジションが変わり、「宇宙時代の聖書」を編んでいくことになる。
信じるか信じないかはあなた次第です。
Mr.都市伝説関暁夫の都市伝説5 より