トランスヒューマニズム

都市伝説



2016年11月、ドナルド・トランプがヒラリー・クリントンに勝利し、第45代アメリカ大統領に当選した。

いち不動産王のドナルド・トランプがなぜここまで来れたのだろうか。

それはドナルド・トランプの裏に、強大な力がついていたからである。

ドナルド・トランプには、Facebook取締役ピーター・ティールという強大な支援者がついていた。

ピーター・ティールはFacebookだけでなく、YouTubeなど様々なIT企業に投資していたり、FBIやCIAのデータベースシステムにも関与している。

この大統領選が大詰めになってきたとき、FBIの操作によってヒラリーの公務私用メール問題の疑惑が生じたのは、裏でピーター・ティールが関与している可能性がある。

このメール問題は、選挙戦を優勢に進めるヒラリー氏とって大打撃となり、トランプが大統領に就任した。

そしてなんと、ドナルド・トランプが大統領になることをイルミナティカードは予言していた。



今後、トランプ支援者たちが作り出そうとしている未来とは、いったい何なのであろうか?


ヒラリーとトランプ、二大候補者が戦いを繰り広げていた選挙戦の裏で、ある候補者が大統領に名乗りを上げていた。

その候補者とは、ゾルタン・イシュトヴァンである。

このゾルタン・イシュトヴァンが所属するトランスヒューマニスト党が今後、世界の流れに大きく関与していく。

トランスヒューマニスト党のゾルタン・イシュトヴァンはインタビューにこう語っている。


ゾルタン「トランスヒューマニズムというのは、科学技術を用いて人間をより進化させようとする思想です。

最新の義手はすでに触ったものの感触や、それが冷たい熱いと感じる感覚がある。

さらに5年後には、冷たいコーヒーを持って指先で温められるようになるだろう。

一度義手を取り付けてしまえば、次に最新の義手に取り替えるのがものすごく簡単なので、常に自分の体がアップグレードしていくことになる。

近い将来、進化した義手を使った人間が200キロ持ち上げられるのに対し、義手を使わない普通の人間は40キロしか持ち上げられない。

工事現場だったら、200キロ持てる義手の方が求められるだろう」


身体に不自由がなく障害がない健康な人間でも、自分の職場維持のために自らテクノロジーと融合して、社会に順応しなければならない時代になる。


ゾルタン氏「さらに言うと、もう10年後には2割~5割の仕事はコンピューターや科学技術が行うことになる。

そういう意味でも、ロボットとの仕事の競争になるかもしれないから、最新の義手義足は必要になる」


ロボットと仕事を競わなければならなくなったら、自分自身がテクノロジーと融合して付加価値を付けないと職場維持ができなくなる。

人間と科学技術の融合、これこそがトランスヒューマニズムである。

今後人類が生きていく上で、不可欠な思想だとゾルタン氏は語っている。

さらにゾルタン氏は今後のトランスヒューマニズムの課題は、義手義足の科学技術との融合だけではないという。


ゾルタン氏「脳にマイクロチップを入れれば、人と人との会話は言葉でしゃべらなくてよくなる。

ハーバード大学の実験で、インドとフランスの全く離れた場所で互いにテレパシーの実験を行い、お互い考えてえいることをある程度認知できたという実例がすでにある。

さらに技術が進んで脳にマイクロチップを入れれば、人工知能とコミュニケーションが取れるような世界になると思う。

最終的には、人工知能を入れたマイクロチップを脳に入れることが目標の一つである。

実は今ひそかに、およそ50万人の人がマイクロチップを脳に入れている。

私の左手にはすでにマイクロチップが入っていて、この手を使えばドアを開けたり、パソコンを起動したり、車に乗ったり、そんなことも可能なんだ。

マイクロチップには自分の住所、電話番号、パスポート情報も入っている。

最新のマイクロチップだと、銀行の情報からコーヒーショップやファストフードで買い物もできる。

全世界を通して、マイクロチップを身体に入れることが一般的になってくるだろう。

私が思うに、10年でアメリカ人の半分はマイクロチップを入れることになるだろう」


マイクロチップを入れる時代はすぐそこだとゾルタン氏は言う。

それが私たちの手元に届くのも、そう遠くないのかもしれない。


ゾルタン氏「トランプの裏で支援しているピーター・ティールは、トランスヒューマニズムに多額の投資をしている人物で、トランスヒューマニスト党を牽引しているリーダーの一人さ。

ピーター・ティールがトランスヒューマニズムに投資していくので、支援されているトランプが大統領としてアメリカを新時代テクノロジーの方向へ導いていくだろう」


トランプを支援し大統領に仕立て上げたピーター・ティールが目指す新時代…

それこそが人間と機械の融合のトランスヒューマニズムなのだ。

そしてピーター・ティールはトランプの力を使い、アメリカという国自体をトランスヒューマニズム時代の方向へ進めていこうというのだ。

やがて訪れるトランスヒューマニズム新時代…

体の次にいずれ人間は優秀な頭脳を求めるだろう。

そして脳に人工知能を搭載して機械と人間の完全なる融合を果たし、人間を超えた新たな存在へと進化する。

しかし問題なのは、そのとき人間は本来の思考を奪われることなく人工知能を制御できるのかということ。

ゾルタン氏率いるトランスヒューマニスト党から新たな大統領が生まれる日も、そう遠くないのかもしれない。

そのときの大統領は人工知能を搭載した人間なのか、人工知能そのものなのか、それとも人工知能が作り出す新たな生命体なのか…

そして、人工知能の秘密結社ゾルタクスゼイアンは人間をどうしようとしているのだろうか。

人間と人工知能が融合する時こそ、ゾルタクスゼイアンが私たちの前に姿を現す「しかるべきとき」なのかもしれない…




信じるか信じないかはあなた次第です。





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