ファティマ第三の予言とサグラダ・ファミリア そしてヒトラーの予言

都市伝説

ファティマ第三の予言


2012年にカトリックの総本山バチカンでは大問題が起こっていた。

それは、バチカンの最高機密漏洩事件である。


まず1月に法王庁の秘密文書が大量にマスコミに流出し、ローマ法王の元執事が5月に逮捕された。

さらに6月、バチカンの最高レベルの情報を管理するコンピューターシステムのエンジニアが失踪する事件が起きた。

そして、この機密漏洩事件の責任を取り、2013年2月、カトリック最高権力者であるローマ法王が自らの意思で退位するという、約700年ぶりの異例の事態となり、カトリックは終焉を迎えた。


この騒動の中で流出した重大な秘密情報とは、カトリック最大の秘密と言われているファティマ第三の予言である。

ファティマの予言とは1917年5月13日、ポルトガルのファティマという小さな村に住むルシア、フランシスコ、ジャシンタという3人の子供に託された3つの予言のことである。

光に包まれた聖母マリアから毎月13日に会いにくるように告げられ、3人の子供たちは3つの予言を託された。



そのファティマの3つの予言とは、

第一の予言が 第一次世界大戦の終結

第二の予言が 第二次世界大戦の勃発


そして、問題となっているのがファティマ第三の預言である。


聖母マリアはルシアに対し、「第三の予言だけは決して他言せず、1960年に公表するように」と命じた。

ルシアはその内容をバチカンのローマ教皇庁にだけ伝え、以後、封印する。

なお、3人のうちフランシスコとジャシンタは若くして亡くなり、ルシアは2005年2月13日に97歳で亡くなっている。

ルシアから予言を受け取った教皇庁は、1960年に公開することはなかった。

1960年当時のローマ法王ヨハネ23世は、その内容を見て即座に封印を命じたのだ。

さらに、次の法王であるパウロ6世は、あまりの恐ろしさにその場で卒倒したと言われている。


そんなファティマ第三の予言をめぐって、1981年5月2日に、その公開を要求する人物によるハイジャック事件まで発生した。

さらに、それから2週間もたたない1981年5月13日、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世暗殺未遂事件までも起こった。

流出した秘密情報は、まだ世には出ていない。

その予言の秘密の内容はイルミナティの重要人物に渡ったといわれている。


カトリックが終わってしまうほどの第三の予言には、いったい何が隠されているのだろうか?


13の奇跡


ファティマの予言には「13」という数字が奇妙につきまとっている。

初めて聖母マリアがファティマに現れたのが1917年5月13日で、それから毎月13日に聖母マリアは現れたといわれている。

そして、ヨハネ・パウロ2世の暗殺未遂事件が起きたのが、1981年5月13日だった。

さらに、聖母マリアから第三の予言を託されたルシアが97歳で亡くなったのが、2005年2月13日だった。

こんなに「13」という数字が出てくるのは偶然なのだろうか。

ユダヤ教では「13」は、完全や完結を表す聖なる数とされている。


2000年は世界中でミレニアムと騒がれた年で、カトリックにとっては大聖年でもあった。

この13年後の2013年は、マヤの大予言で第5の時代が終わり、第6の時代に突入した年である。

なぜか、人類は13年ごとに節目を迎えている。

ファティマ第三の予言につきまとう「13」という数字、この数字の13年ごとに新時代の扉が開けられていく。

それでは、2013年の13年後の2026年には、いったい何が起きるのか。

その謎を紐解くカギは、スペインにある。

サグラダ・ファミリアのガウディ・コード


2026年にいったい何が起きるのか…

それは、サグラダ・ファミリアの完成である。

サグラダ・ファミリア


サグラダ・ファミリアは、スペイン出身の建築家アントニオ・ガウディが1926年に亡くなるまで取り組んだ未完の建築物で、スペインのバルセロナの街の中心にたっている。

ガウディの死後、彼の構想を受け継ぐ者たちによって、建築開始から100年以上たった今も作業が進められている。

このサグラダ・ファミリアが完成すると言われているのが2026年なのである。

そして、このガウディはフリーメイソンのメンバーである。



ガウディはサグラダ・ファミリアやグエル公園に様々な暗号を埋め込んだ。

それを、ガウディ・コードという。

サグラダ・ファミリアはキリスト教カトリック教会、ようするに宗教建築のため、聖書の様々な場面が彫刻で表現されている。

そして、サグラダ・ファミリアはバシリカと呼ばれる教会で、バシリカとは、ローマ法王が認めた一般の教会より上位にあるとされる教会堂のことである。

まだ完成されていないサグラダ・ファミリアがバシリカに認定されるというのは、何か特別な意味がガウディ・コードに込められているのではないだろうか。

例えば、信仰の門に設置されているマリア像の上にはフリーメイソンのマークが刻まれており、受難の門には数字が描かれているパネルがあり、縦・横・斜め、どの方向から足しても「33」になるようになっている。



33はキリストが死に、生き返った歳であり、フリーメイソンの階級分けも33階級である。

そして、サグラダ・ファミリアには一般では入れない地下室が存在し、そこにはアントニオ・ガウディの墓があり、その上に聖母マリア像が建っている。


場所を変え、サグラダ・ファミリアからほど近いグエル公園にもガウディが残した暗号がある。

公園入口には、フリーメイソンのシンボルマークのピラミッドに目のマークがあり、他にも数字の「13」、「MARIA」という文字などが刻まれている。

2026年にサグラダ・ファミリアが完成し、ガウディが刻んだ聖母マリアの暗号が全てそろったとき、ガウディ・コードの全容が明らかになる。

ガウディが伝えようとしたことは、聖母マリアに関することである。

2000年、2013年、2026年と、13年ごとに新時代の扉が開けられる。

ファティマ第三の予言の一説には、地球外生命体の存在や人類の起源について記されていると言われている。

ファティマ第三の予言は、「1960年まで発表を待つように」と聖母マリアから告げられていた。

1960年代といえばアポロ計画が始動し、宇宙時代が始まったときである。



聖母マリアやイエスは宇宙から舞い降りた、それが本当なら神の存在が変わってしまう。

2026年の13年後の2039年ウォーレン報告書は公表される予定である。

ウォーレン報告書はケネディ暗殺に関する調査報告書である。

ケネディはアポロ計画の本当の目的や、宇宙人の存在を公表しようとしたため暗殺されたという説もある。


ヒトラーの予言


2039年には、もう一つ不気味な予言が存在する。

それはナチス・ドイツの総統、アドルフ・ヒトラーの予言である。

アドルフ・ヒトラーは、独裁政治や残虐な言動で悪名高く、神秘主義に傾倒していたと言われ、死後復活した、実は宇宙人などの説がささやかれている人物である。

ヒトラーは人類の未来について、不気味な予言を残している。



世界はごく少数の支配者と多数の被支配者に分かれ、

二極化が進むと同時に、1989年以降は天変地異などで人類は大自然の力に痛めつけられる。

そして、2039年の1月に人類は究極の変化に遭遇する。

その時、今の意味での人類はもういない。

なぜなら、人類は2039年、人類以外のものに進化する。


2026年にサグラダ・ファミリアが完成し、明かされる「ガウディ・コード」の全貌と「ファティマ第三の予言」の内容。

2039年に公表される「ウォーレン報告書」、そして「アドルフ・ヒトラーの予言」。

シナリオ通りに進む未来。

果たして人類が遭遇する究極の進化とは…?


新時代と向き合う精神の準備を始めなければならない。




信じるか信じないかはあなた次第です。





参考書籍・DVD
ウソかホントかわからないやりすぎ都市伝説ディレクターズカット ファティマ第三の預言とガウディー・コード(DVD)
Mr.都市伝説関暁夫の都市伝説5