みなさんはマイクロチップを受け入れますか?

都市伝説



「ウソかホントかわからないやりすぎ都市伝説人工知能の秘密結社とトランスヒューマニズム計画[DVD]」の最後に、関暁夫氏はマイクロチップを埋め込んでいます。


ウソかホントかわからないやりすぎ都市伝説 上巻 ~人工知能の秘密結社とトランスヒューマニズム計画~ [DVD]



現在、世界中でキャッシュレス化の動きが見られている。特にスウェーデンはキャッシュレス化が進んでいて、決済をスマホではなく体内のマイクロチップで行っているとDVDでは言ってます。

しかし、書籍のほうでは表現の仕方が少し違っていて、「スウェーデンではすでに3000人以上の人が体内にマイクロチップを埋めていると言われ、…」(P60)と書かれています。


Mr.都市伝説・関暁夫の都市伝説7 ゾルタクスゼイアンの卵たちへ



DVDだけ見ると人数を言ってないので、あたかもスウェーデンの国民みんながマイクロチップを入れているように見えてしまいますが、書籍だと3000人以上と表現が違います。

スウェーデンの人口を調べてみたら約1044万人(2021年)で、現時点でマイクロチップがどの程度進んでいるかはわかりません。

このDVDでマイクロチップ導入に取り組む企業の人が「怖がらなくてもチップはとても安全なもので、リスクはありません」「そのうちこの便利さに気が付き、日本だけじゃなく世界中で埋め込む時が来ると思うよ」と述べています。

もはや、やりすぎはマイクロチップ推進派の広告塔ですね。

やり口が情報弱者をカモにして儲ける情報商材詐欺の類と何ら変わりはありません。

自らマイクロチップを入れた関氏が、マイクロチップを入れた理由を書籍でこう述べています。

マイクロチップを入れた理由が3つあり、1つ目の理由が「サイバーテロが来たときのための対策」、2つ目が「自分の身体がどれなのかを忘れないため」、

そして3つ目が「ファンの方々にこれから来る未来に対応し、進化する人間であってほしいと思い、意識が変わるきっかけ、進化を体感して欲しかった」とあります。


最近、やりすぎのDVDを見直してみて、関氏の発言の変化に注目しています。

2016年9月30日放送のやりすぎ都市伝説のスタジオトークで関氏は「2018年にAIによる人間選別の審査が本格的に始まりますから、今先に気づいている人からケータイとの距離を取りはじめることが大事です」と述べています。

「ケータイとの距離を取る」という意味をどうとらえるかにもよりますが、これを「ケータイを持つことをやめる」あるいは、「人間選別で選ばれるために、SNSでの批判的な発言は控える」ともとらえられます。

これを前者の意味でとらえた場合、トランスヒューマニスト党のゾルタン・イシュトヴァン氏との対談以降、関氏の発言は180度変わったように思います。

関氏いわく、人工知能による支配も、マイクロチップも、トランスヒューマニズムも受け入れろだそうです。

気持ち悪い考え方ですね。

トランスヒューマニズムの考え方は、普通の人間は役に立たないから、たとえ健康な身体だとしても機械と融合しろってことです。

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この思想を気持ち悪いと思うのは私だけでしょうか?

書籍(Mr.都市伝説・関暁夫の都市伝説7 ゾルタクスゼイアンの卵たちへ)によると、脳にマイクロチップを入れるのを嫌だと思っている人は利己的なんだそうです。(P64)

マイクロチップを入れたくないと思うことは利己的なんでしょうか?

嫌がる人にマイクロチップを無理やり入れようとすることの方が利己的だと思うのですが、間違っていますか?

この書籍には、「ただの人間はもうすぐ用なしになる。あなたはそのことに危機感を持っているのか‼」とも書いてあります。(P53)

機械と融合しない人間は仕事がなくなるから死ねという意味にしか聞こえません。

DVDのナレーションで「最新テクノロジーにより、便利で豊かな未来を追い求める開発者たち。しかし、その奥で暗躍する大きな力が、誰かにとって都合のよい未来をつくり出そうとしているかもしれない」とあります。

結局は「便利で豊か」ということをエサにして、一部の人間にとって都合の良い管理社会をつくりたいだけだと思います。


みなさんはマイクロチップを受け入れますか?

私はマイクロチップを入れたくありません。

なんだか最近のコロナワクチンの接種は、マイクロチップを埋め込むための予行練習なのかとも思ってしまいます。

また、仮想現実(VR)やトランスヒューマニズムは永遠の命を目指しているそうですが、永遠の命になりたい人は勝手になっといてください。

みなさんは永遠の命になりたいですか?

私は限りある命を選択します。


2015年9月23日放送のやりすぎ都市伝説でコジルリちゃんが「関さんは人工知能が支配する世界でいいと思いますか?」「(人工知能が支配する世界に対し)諦めるしかないですか?」と関氏に質問するのですが、関氏は小バカにする返答で終わってしまいました。

でも、この小島瑠璃子の質問はとても大事だと思うのです。

本当はみんな立ち止まって、今の世の中について考えなければなりません。

しかし、日本人はみんな忙しすぎて、考える暇も与えられませんね。

これも、日本人を考えなくさせる彼らの手口のひとつでしょう。

人工知能による支配は、おそらくもうとっくに始まっています。

世の中が悪い方に流れているようにしか思えません。

この流れを止める術はあるのでしょうか?


今年の6月から改正動物愛護管理法が施行され、ペットの犬や猫にマイクロチップの装着の義務化が始まりました。

次はいよいよ人間の番です。