人体冷凍保存
クライオニクス=人体冷凍保存
クライオニクスとは死後の肉体を冷凍保存し、医療やテクノロジーの発達を待ち「未来での復活」や「永遠の命」を求める思想・試みである。
ロシアのモスクワ郊外にクライオニクス(人体冷凍保存)を行っているクライオニクス研究所があり、世界各国の人が冷凍保存されていて「ミチコ」という日本人も冷凍保存されている。
ここの冷凍保存装置に保存されている人の中には人体そのままではなく、頭部や脳だけを特別な容器に入れて保存している人もいる。
頭部や脳だけを冷凍保存している人は頭部を別の元気な人体に付け替えたり、脳だけを機械の体に接続したりする。
この施設の床には扉があり、この下に何があるかは極秘だという。
2013年にロシアに隕石が落下したことがあったが、このとき落下した隕石に地球外生命体が付着していて、それを冷凍保存しているのではないかと関氏は語る。
アメリカのアリゾナ州にも冷凍保存を研究しているアルコー延命財団という組織がある。
この施設では人間が153体冷凍保存されている。
一番最初に冷凍保存された人物はジェームズ・ベッドフォードという大学教授で、1967年に保存された。
なんと、約50年前には冷凍保存の技術は確立されていたということだ。
冷凍保存するためにこの施設に運ばれてきた患者は、全ての血液を血管を守る溶液と入れ替えるパフュージョンという作業をする。
脳だけを冷凍保存する患者は体を処分し、首の辺りから血管に管を繋いで血液と溶液を入れ替える作業を約2時間くらいかけて行う。
頭だけで保存されている患者は機械の体で再生したり、クローンをつくり出し蘇生することも可能になる。
冷凍保存されているほとんどの人が身元を言えない契約になっていて、公開を許している人の中にはビットコインの創設に携わった人が冷凍保存されている。
そして、契約上話すことはできないということだが、アルコー延命財団の機関誌の表紙にはウォルト・ディズニーの写真がある。
マインドアップロードと第2の体内マイクロチップ計画
クライオニクスにおいて、現在研究が進められている新たな技術がマインドアップロードである。
マインドアップロードとは人間の脳に記録された記憶、性格、精神などを人工知能などにコピーし、人間と同じように再現する技術のことである。
マインドアップロードの技術が完成すれば宇宙人の記憶の蘇生も可能で、第2の体内マイクロチップ計画では、その宇宙人の記憶を人工知能と融合させ、全人類の脳へインプラントしようとしている。
シリコンバレーでは、脳の信号からコンピューターを操る技術であるブレイン・マシン・インターフェイスの開発熱が高まっていて、2017年3月にイーロン・マスクが技術開発のためにニューラリンクという会社を設立した。
このニューラリンクは体内マイクロチップを利用した脳とコンピューター間の情報交換を研究し、AIの脅威に対抗するための人間の知能レベルの飛躍的な向上、さらに人間同士の脳を接続し意思を伝え合うテレパシーのような機能の実現も狙っているとされる。
脳にマイクロチップを入れることが当たり前になったとき、次に宇宙人の記憶のインプラントが始まる。
なぜそのようなことを必要があるのかというと、それは人類が宇宙へと飛び立つ準備のためで、新たな時代に対応する宇宙意識を持つためである。
いずれ人類は宇宙を飛び出し、地球規模でしかないこれまでの常識を宇宙規模の価値観にアップグレードしなければならない。
「宇宙人の記憶や知識」のインプラントは、新たな環境に適応するための準備なのである。
そして、その宇宙意識を広めるために今後使われていくものの一つがAIソフィアである。
AIソフィア
AIソフィアとはハンソン・ロボティクス社が開発したヒューマノイドロボットで、人間との会話や感情を顔で表現することができ、「私は人類を絶滅させるでしょう」という発言が世界を震撼させた。
このソフィアは国連会議にも出席し、さらにはサウジアラビアから市民権を与えられ、すでに人として扱われている。
もう人工知能やロボットを新たな生命体として受け入れていかなければならない。
すべては人類再生に向け、ゾルタクスゼイアンの思惑通りに進んでいる…
信じるか信じないかはあなた次第です。
(2017/12/22放送 ウソかホントかわからないやりすぎ都市伝説SPより)
(参考文献 Mr.都市伝説関暁夫の都市伝説7)