認知戦と日本が核戦争に巻き込まれるリスク(ばらいろダンディ 苫米地博士の見解)


認知戦とは、真偽不明の映像やニュースによって世論に働きかけ、政治指導者の決断を左右し、民主主義の基盤である民意を操作する戦いである。認知戦には情報戦との違いがある。



認知戦の目的は、自らの正当性と敵対者の不当性を人間の認知に刷り込むこと。
ターゲットは相手国を含む全世界で、一般市民も含まれている。認知戦は真実か否かは関係なく、逆にフェイクニュースが意図的に多用されている。
全大手メディアに出てしまうようなレベルのニュースまで、根元がフェイクニュースのものが拡散している。
自分で調べても、調べた元がフェイクニュースだったりするということも十分に考えられる。



これはフェイクニュースではないのだが、米政府内で「NATOと有志国軍事支援でロシアを敗北させられるのでは」と最近認識が変化している。



4月26日、アメリカのブリンケン国務長官が上院で6月のNATO首脳会議に
日本参加と表明(実際は未決定)し、岸田首相に圧力をかける。

6月のNATO首脳会議に国務長官が日本参加と表明してしまったわけだが、日本政府としては調整中の未決定で、決定はしていない。
もちろん、「参加するのはまずい!」という意見もあるわけだが、国務長官が上院で参加決定と表明してしまったので、岸田首相には「逃がさんぞ!」という強烈なプレッシャーになっている。



今後の状況次第では日本が核戦争に巻き込まれるリスクもある。
そんな中で、フェイクニュースに乗っかっていかないように慎重な行動を取るように気を付けなければならない。



日本が核戦争に巻き込まれるリスクは本当にある。

日本国民に「戦争しよう」と思わせるようなフェイクニュースが拡散されているので、
「日本は核武装しなきゃ」というようなニュースが流れたとき、論理的には正しいかもしれないが、その後ろにはフェイクニュースがたくさん仕掛けられていることを理解していなければならない。

日本に仕掛けられた認知戦に乗った場合、日本人自らの選択で核戦争になってしまう。
これは歴史的愚行である。






今回のバラいろダンディは、ロシアが戦術核を使用した場合、NATOが参戦した場合、日本が6月のNATO首脳会議に参加した場合などに、日本も核戦争に巻き込まれる危険があること。
そして、日本に「戦争賛成」と誘導するフェイクニュースに気をつけろという、苫米地博士からの警告だと感じました。
「絶対に日本は参戦してはいけない」「いくらNATOに同調的であっても、NATO首脳会議に日本の首相が出るのは絶対におかしい」と苫米地博士は述べていました。
フェイクニュースに誘導されて戦争にならないようにしなければなりません。

それから、5月9日にロシアが宣戦布告をするのかどうかも気になるところです。




(5/2放送 バラいろダンディより)