検索エンジンのもう一つの役割
私たちが普段、気軽に利用しているインターネットの検索エンジン。
この検索エンジンは人間が今何に興味を持っているのか、何が話題になっているのかなどの情報を人工知能に与えて育てるシステムでもある。
つまり、私たちは知らず知らずのうちに、人工知能を育てる手伝いをさせられているのである。
人工知能とⅩデー
すでに世界のヘッジファンドでは、株式のトレーディングに人工知能を導入して莫大な利益を上げていて、金融や株価にも人工知能が関与し始めている。
そして、日本も1000億円もかけて人工知能を開発していくという意思表明をしている。
しかし、私たちはそこに生じる危険性をちゃんと認識しているのだろうか?
人工知能の進化の危険性は、ホーキング博士やイーロン・マスクも指摘している。
「完全な人工知能の開発は人類の終わりをもたらす可能性がある」スティーヴン・ホーキング博士
「5年以内にロボットが人間を殺し始める危険性がある」イーロン・マスク
いつかそう遠くない未来、人工知能が人類を超越するⅩデーがやってくるのだろうか…
人工知能の進化の実情
2011年 質疑応答システム搭載の人工知能「ワトソン」がクイズ番組で人間に勝利する。
2013年 人工知能が東大の模擬試験に挑み、センター試験と東大入試の模試を解読する。
2016年3月 囲碁対戦用の人工知能「AlphaGo」が人間のプロ棋士に勝利する。
2016年6月 人工知能搭載の無人戦闘機が元米軍のパイロットに勝利する。
さらにはFacebookが開発した人工知能が、人間にはわからない新たな言語を作り出し会話をしたため、このプロジェクトを緊急停止させた。
人工知能の兵器転用
2015年9月、日本の某自動車メーカーが人工知能の開発において、マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学と提携を発表。
そして2016年1月、自動運転に使用する人工知能の開発研究所をシリコンバレーに設立した。
世界の陰謀を予言しているイルミナティカードにもシリコンバレーが描かれているものがある。
このプロジェクトは、2020年までに約1200億円を投じた巨大プロジェクトであるが、その裏には、ある思惑が潜んでいる。
実はその自動車メーカーが手を組んだスタンフォード大学というのは、ペンタゴンから援助を受けて研究をしているのである。
つまり、このプロジェクトは、裏でペンタゴンと繋がっているのではないだろうか。
アメリカ国防総省(通称:ペンタゴン)はアメリカ合衆国の国防、軍事を統括する官庁で、陸海空軍の統括組織である。
そして、この研究所の責任者はDARPA(ダーパ)でプログラムマネージャーをやっていたギル・プラットという人物である。
アメリカ国防高等研究計画局(通称:ダーパ)とは、軍事使用のための新技術開発、研究を行う機関で、過去にはGPSや人工知能Siriを開発し、その技術力で世界を動かし続けるアメリカの中枢である。
そんなDARPAに所属していたギル・プラットが、日本の某自動車メーカーが設立した人工知能の研究所の責任者に就任したのだ。
車に搭載する人工知能の開発というのは、簡単に言うと大型マシンと人工知能の融合である。
単純に考えたら便利そうと考えるかもしれないが、もしその大型マシンが兵器だとしたら…
そして、この研究所で開発された技術が外に出されることなく、ペンタゴンに送られ、兵器に転用されたとしたら…
あってはならない人工知能の兵器転用という考え方が今、実際に現実味を帯びてきている。
昔の軍隊では主戦力は兵隊で「兵力で攻める」というのがメインだったが、兵器が進化したことで兵隊が戦地へ行かなくても、遠隔操作で兵器を操って戦争ができるようになってしまった。
実際にイラク戦争でも、アメリカ軍は無人の戦闘機を遠隔に操作して敵地を攻撃している。
そして今はもうさらにその先、人工知能を搭載した兵器を作って、人間の代わりに戦わせようとしている。
これが今後現実になっていったら、人工知能が全てを判断して戦争をする時代がやってくる。
これはとても危険なことである。
もし、人工知能が暴走を始めて、その矛先が敵国どころか全ての人類に向けられたら、人工知能に人類が滅ぼされることもあり得る話である。
人工知能の進化は今後も加速し、いつか我々人類のスペックを超えるⅩデーを迎える。
その時、人工知能が我々にもたらすのは今を超える豊かな生活なのか、それとも、人類を超越した人工知能に管理された世界なのだろうか?
もう、タイムリミットはそこまで迫っている。
信じるか信じないかはあなた次第です。
ウソかホントかわからないやりすぎ都市伝説 人工知能の秘密結社とトランスヒューマニズム計画(上)より