今回はウマヅラビデオさんの動画より「女児行方不明の裏」を文字起こししました。
未成年の行方不明者は1日に約46人
全国の行方不明者数は年間約80000人、この数字は日本全国の警察に届けられる行方不明者の数である。
警察庁によると、昭和31年以降は年間8万~11万件を推移している。
平成18年以降は8万件台が続き、直近の2年間は約7万7000件と最も少なかった。
そして、9歳以下の子どもに限定すれば、令和2年の行方不明者数は1055人で、過去5年間は1100~1200人台を推移しており、年間で考えれば1日平均で3人の子供が行方不明になっている計算である。
9歳以下の子供で考えれば1日3人だけれども、10代の行方不明の中には、おそらく多くの小学生や中学生なども含まれる。
これを踏まえると、1日に約46人もの未成年者が行方不明になっているという異常事態なのだ。
そして行方不明の原因・動機としては、疾病関係が全体の3割を占めて最も多く、このうちの7割以上が当事者に認知症の疑いがあった。
続いて家庭関係、事業・職業関係、異性関係の順で、とりわけ未成年者の女性が対象になると、誘拐・監禁といった事件性を帯びてくる。
しかし、毎日子供が行方不明になっていることは報道されていない。
これらの統計に出てきている数値は、あくまでも発覚している人数であり、中には発覚していない事件もある。
TiKToK
そして、アプリ「TiKToK」から中国に家族構成や移住場所などの情報が盗まれており、人身売買や臓器売買に関係している可能性が指摘されている。
そもそも、TiKToKの安全性が大きく取り沙汰されたのは、トランプ前政権がアメリカ内でTiKToKを禁止しようとしたからであった。
実際には、それより前から個人情報やデータが中国側に抜かれしまう懸念は出ており、2019年には、13歳以下の利用者の名前や写真、位置情報などの情報を集めていたとして、アメリカ連邦取引委員会から570万ドルの罰金を課されたこともある。

そして今年6月に、TiKToK側はアメリカ人のデータはアメリカIT大手のオラクルのクラウドに移行するとしているが、その直後の6月20日に、TiKToK内部の会議の音声80本が漏洩し暴露された。

それらの音声によると、中国国内にいるエンジニアがTiKToKのデータに自由にアクセスできることが明らかになっており、物議になっている。
マイクロチップへの世論誘導
そして、行方不明者やバスへの置き去り事件などが起こると、子供に対しGPSの装着を推奨する論調がメディアや大衆に生まれていく。
そしてこのGPSは、来たる未来にマイクロチップへと変わっていく。

マイクロチップを埋め込むことは、安全性など、確かで合理的な理由があるとされており、世界経済フォーラムのクラウス・シュワブは著書「グレート・リセット」で、第4次産業革命は私たちの物理的、デジタル、生物学的アイデンティティの融合に繋がると書いている。

メキシコでは過去5年間で13万3000人もの子供が誘拐犯罪の被害にあったとされている。
そして、皮膚下に埋め込むタイプのベリチップを使った児童誘拐対策サービスが始まっており、万が一子供が誘拐された場合、チップの読み取り装置を捜査対象地域に設置し、子供を発見するといった使い方が考えられている。

しかし、我々大衆は強固な監視社会を突然受け入れることはない。
我々に降りかかる危険や恐怖を目の当たりにして、それを受け入れる。
昨年発生した京王線の放火殺人未遂事件により、新車両への監視カメラ設置が義務化されたり、安部元首相が暗殺されてからは、演説には金属探知機などセキュリティ強化の気運が高まっている。


そして、ペットショップで購入したペットのマイクロチップ義務化に始まり、子どもの度重なる行方不明事件の報道や、バスの置き去り報道が加速すれば、民衆はデジタル監視を受け入れやすくなる。
老人の行方不明者は報じず、子どもの行方不明だけを報じるのは、まだ幼いのにかわいそうという心理的要因も含まれている。
報道の裏の意図を読むことで、世界の流れがわかってくる。
日本に迫る有事の表でそれが起こっている。
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